急増する自動車盗難の手口と対策

ここ最近自動車の盗難が多発していますね。
つい最近もニュースになっていました。
高級車ばかりが盗まれたとか・・・・・

実は私も過去に盗難に遭ったことがあります。
私は型落ちですがスポーツカーに乗っていました。
車は2台所有していましてその1台です。

自宅は2台停めれるスペースがないので月極め駐車場に停めていました。
ある日、車で出かけようと駐車場に向かったところ、自分の車がありませんでした。
すぐに警察に通報して被害届を出しました。

翌日に他の管轄の警察署から車が見つかったと連絡がありました。
確認するとナンバーは同じで車も同じでしたが色が違いました。
どうやらナンバーを付け替えたようです。

1週間後に今度は別の県の警察から車が見つかったと連絡があり、向かうと今度はナンバーは違いますが自分の車でした。
鍵をこじ開けられてスロットルは壊されてしました。
犯人は途中でガス欠して逃亡したようです。

のちに捕まりってホッとしました。
車は買い換える予定でしたので廃車しましたが長年乗った愛車がこんな形で失ったのはショックでしたね。
同時に犯人に対する怒りを覚えました。

あとは2箇所も警察に行くのはかなり面倒でしたね。
前置きが長くなりましたが手口と対策、その他について触れていきます。

自宅の車庫なら盗まれる心配ない?

盗難に遭う場所として多いのは月極駐車場と言われています。
私がそうでした。
月極駐車場は防犯カメラが置いていないことが多く、人目に付きにくい傾向があります。

また道路からのアクセスも良いので簡単にアクセスができ、すぐに逃亡できる。
他の車があるので隠れることができます。
仮に人目についても修理業者かと思う人もいるようでそういう点でもやりやすいみたいですね。

しかし、最近では防犯カメラがついている中古車販売店でも盗まれることが多いですので防犯カメラがあれば安心というのは無くなっているかもしれません。
ないに越したことはありませんけどね。
なので自宅の車庫は盗まれる心配がないというのは成り立たなくなっています。

防犯カメラついていてもお構いなしに盗んでいきます。
だいぶ手口が巧妙化してきているのです。
犯行時間が短いのです。

慣れている人だと5分くらいで盗んでいくそうです。
ガレージにセンサーで明かりをつけるようにしてもこれだけ短いと効果はありません。
とはいえ、やはり家の外の駐車場の方が盗まれやすいことには変わりはありませんが安心ではないことは伝えておきます。

最新の盗難手口

今売られている車はほとんどがエンジン始動はボタンになっているのがほとんどで鍵がないとエンジンを掛けることができません。
イモビライザーというのがありまして鍵だけでなく、IDの照合がありまして一致がしないとエンジンの始動ができないようになっています。
例えば合鍵を不正に作られてドアを開けられたとしてもエンジンの始動はできないのです。

つまりマスター鍵が盗まれない限りは本人以外はエンジンの始動ができないのです。
イモビライザー装着されている車は赤いランプがインパネ付近で点滅しているのでそれで諦めてくれる。
しかし、今はそれすら破られてしまうケースが増えてきてるのです。

現在はダブレット端末を利用しているそうです。
タブレット???
どういうことかというと、タブレット端末で車の制御システムに侵入してロックを解除してしまうそうです。
それだけでなくエンジンの始動もできてしまう。
簡単にいうとタブレットでIDの照合ができてしまうというもの。

前のようにこじ開けるとかしませんので音を立てることなく、盗めてしまう。
中には大胆な犯人もいてブロック用に車で囲んでもぶつけて押して出てしまうそうです。
しかし、犯行もシステム化していてびっくりです。

盗難を防ぐ方法

今や盗難防止装置も犯罪抑止にはならなくなったことはわかりますね。
それでも防ぐ方法はあります。
犯人は時間がかかるのを嫌がります。

要は時間を掛けさせなければいいのです。
あとは、犯行前に諦めさせることも重要です。
そこがポイントなのです。

いくつか挙げていきます。

ガレージを施錠するか、車を簡単に出せない状態にする

家のガレージなら安心と思いきや、そうじゃなくなってきてるのが現状です。
一番最初に思いつくのは鍵付きシャッターや扉のガレージです。
簡易的なガーレージですと簡単に破られてしまいますので電動式のしっかりしたのでない限り安全とはいえません。
それにコストが半端ないです。
よほどの高級車ではない限り、それは現実的ではありませんね。

定番の一つが鎖で封鎖することです。
チェーンポールなんかおすすめです。
普通のチェーンだと切断されたら終わりですからね。

チェーンポール

この写真はサンプルですがそれがあるだけでもかなり違ってきます。
ポール方式だと下げないと行けないからです。
盗難は夜にやることが多いですので作業しにくいと思います。

それだけで時間が取られますのでそこで犯人は諦めます。
できれば重い金属製の方が好ましいですね。
軽いのですと倒して行ってしまうことありますからね。

定番はハンドルロック

チェーンポールはシャッター付きのガレージほどじゃないですがコストがかかります。
そんなにコストをかけることができずに対策できるのがハンドルロックです。
3000円から10000円くらいで購入することができます。

ハンドルロックというのは今の車に付いていることが多いですが電子制御です。
これもタブレットで解除されたらおしまいです。
一般的なハンドルロックというのは物理的にかけてしまうものです。

ダイヤル式でロックをかけるタイプが多いですね。
いちいち解除するのは面倒かもしれませんが一番効果的です。
高いのですと強引に解除しようとすると警告音がなるのもあります。

また、外からもロックしてるのが見えますのでそこで諦めるケースが多いです。
特に土日しか運転しない方にはオススメですね。
また、マンションやアパートなどのチェーンポールの設置が難しい方にもオススメです。

耐久性ならタイヤロック

ハンドルロックに次いで人気なのがタイヤロックです。
タイヤに金属のバーを挟むような感じで動かせないようにします。
実は盗難って車だけじゃないのです。

タイヤとホイールを目的とした盗難もあります。
実際知り合いはやられたことがあります。
特にあまり磨耗してないタイヤは狙われやすすいです。

特にスポーツタイヤやコンフォートタイヤなど人気のタイヤは狙われやすいです。
タイヤロックをしてタイヤを動かせないようにすることによって盗難を防止できます。
ただし、ロックをしていても強引に動かして盗難するケースもあるようです。

馬力の強い車などは動かせてしまうようです。
値段はハンドルロックと同じくらいですのでつけて置いて損はないです。
ハンドルロックとタイヤロック両方つけておけば盗難に時間がかかりますので諦めてくれます。

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