ヴェゼルというとホンダでももっとも人気のある車の一つです。
コンパクトSUVで売り上げ1位をトヨタC-HRと争っていました。
わたしはHVモデルを試乗したことありますがエコカーなのに下手なスポーツカーのように加速がよくてびっくりしました。
2013年に登場。
登場はフィット3より少し後です。
フィット3がベースとなっています。
フィット3と違うのはHVにも直噴エンジンを採用していることです。
エンジン単体では132馬力となっています。
1モーター方式なのはフィット3と同じです。
モーターは最高出力29.5psでシステム出力は152馬力を発生していました。
SPORT HYBRID i-DCDは7速ATでこれの恩恵でダイレクト感と変速感が気持ちいいです。
フィットをベースにした車はシャトルがありますがこの二つと違うのは直噴エンジンを採用していることです。
ベースは同じですがキャラクターは違うものになっています。
ちなみにヴェゼルにはターボモデルもあります。
そんなヴェゼルですが2021年4月にフルモデルチェンジをしました。
フィット4は思ったより伸びませんでしたが新型ヴェゼルは好調です。
その理由について分析していきます。
先代のイメージを踏襲している
ヴェゼルのデザインについては賛否両論がありました。
ハリアーとCX-30のパクりなんて揶揄されていました。
確かに似ていますね。
でもヴェゼルのイメージはちゃんと引き継いでいる感じはしました。
それに先代はフィットやシャトルと同じようなグリルの使い方をしていましたが今回はフィット4と差別化しています。
これがヴェゼルですと言われても違和感は全くありません。
逆にフィット4は3とのイメージがあまりにもかけ離れています。
それが販売不振につながりました。
他のメーカーに似ているいう声はありますがそれを言ったらきりがないと思います。
加速力が落ちたという声もちらほらありますがこれはフィット4と同様にきっちりと踏み込めばパワーは出ます。
発売時期が適切
新型ヴェゼルは発売される時期がちょうど良かったと思います。
強豪と言えるのはトヨタのヤリスクロス、日産のキックス、マツダのCX-30ですが発売の時期が被っていないことです。
その3台で一番売れているのはヤリスクロスで次点がキックスです。
続いてCX-30ですが順調に売れています。
ヤリスクロスはボディーサイズが小さめで本当の強豪と言えるかは微妙なところです。
価格帯も微妙に違います。
本来の競合はC-HRなのですよね。
C-HRはフルモデルチェンジの話が全く出てきません。
このまま廃止という話もちらほら出ているくらいです。
カローラクロスが年内に登場するという噂はありますのでそれが事実とすると競合はヤリスクロスからカローラクロスになるかもしれません。
キックスはジュークの後継モデルですが順調に売れているようです。
ただ、4WDモデルがないのは痛いです。
それがあったらもっと売れていると思います。
CX-30はハイブリッドモデルはありませんが6速MTが設定されるなどコアなファンを見捨てないところがいいです、
ただ、マツダに関してはCXシリーズ内で食い合ってる感じがします。
トヨタの次にSUVの種類が豊富です。
グレード構成がわかりやすい
新型ヴェゼルはグレードは4つです。
ガソリンモデルのG、ハイブリッドモデルはX、Z、PLayです。
PLay以外はそれぞれ4WDモデルがあります。
ターボは今の所ありませんが後から追加されるかもしれません。
RSは廃止となりました。
モデューロXはおそらくフィットと同様に後から追加されることでしょう。
グレードは結構絞りましたね。
各グレードについて詳しいところは後ほど書きます。
ちなみに一番売れているのは最上級グレードであるPLayだそうです。
やっぱりこれくらいシンプルの方が選びやすいですね。