巨人の小林誠司捕手はなぜ冷遇?トレードの噂も?

手を伸ばしてボール取るキャッチャー

新型コロナウイルスが猛威をふるっていますがプロ野球シーズンは無事開幕しましたね。
2021年のシーズンは4月16日時点の順位は以下になっております。
セ・リーグ 1位 阪神 2位 巨人 3位 ヤクルト 4位 広島 5位 中日 6位 DeNA
パ・リーグ 1位 ソフトバンク 2位 西武 2位 楽天 4位 ロッテ 5位 オリックス 6位 日本ハム

阪神が2位巨人に3ゲーム差をつけていて調子いいですね。
まだシーズン始まったばかりですから優勝チームは読めないですね。
さて私が注目しているのは今はどこが優勝するかではありません。

それは一人の選手についてです。
その一人とは、巨人の小林誠司選手のことです。
今シーズンは開幕は1軍だったものの、2番手捕手に甘んじられた上に2軍に落とされてしました。

これはかなりの反響を呼んでいます。
原監督のパワハラだとか、個人的に小林選手を嫌っているなどの声も上がっているくらいです。
巨人の正捕手は大城卓三選手で2番手で炭谷銀仁朗選手、3番手が岸田行倫選手。

小林選手が落とされたのは打撃が原因と言われています。
実際に元木ヘッドコーチがそれに言及しています。
しかし、大城選手は打撃はいいので合点いくのですが炭谷選手も打率は良くないのですね。

なのでなんで小林が2軍???という巨人ファンは多いと思います。
それだけでなく、他球団のファンや首脳陣、専門家も疑問に思っている方は少なくありません。
今回はなぜ小林選手が????について考えていきたいと思います。

小林誠司選手のプロフィールや経歴

野球ファンの方はご存知の方は多いかもしれませんが簡単に小林誠司選手のプロフィールや経歴について軽く紹介します。
名前:小林誠司(こばやしせいじ)
生年月日:1989年6月7日
出身:大阪府堺市南区
身長:178cm
体重:86kg
所属:江陵高等学校→同志社大学→読売ジャイアンツ

小林選手はキャッチャーになったのは高校の途中からだそうです。
それまではショートとピッチャーをしていました。
肩が強いのはそれでかもしれません。

大学まではドラフトの候補には上がってたものの、指名されることはありませんでした。
つまりそれほど注目された選手ではなかったのですね。
日本生命に入社後は、正捕手として全試合マスクをかぶって社会人ナンバーワン捕手と評価されるようになりました。
巨人は早くから目をつけており、外れ1位ですが小林選手を獲得しました。

その後、阿部慎之介捕手の代わりに開幕マスクをかぶり正捕手の座を射止めました。
活躍の場は巨人だけでなく、WBCや日米野球でも正捕手です。
球界ナンバーワンの捕手となったのです。

しかし、2018年あたりから大城選手や炭谷選手に活躍の場を奪われるようになりました。

小林捕手の強肩と他捕手の比較

小林捕手の長所は強肩です。
盗塁阻止率が高く生涯の阻止率は.380です。
では、大城選手の場合はどうでしょうか?
なんと.175です。

では炭谷選手の場合は?
.336となかなかの阻止率です。
ただ、ここ数年は肩の衰えは否めません。

ちょっと遡りまして絶対的な正捕手だった阿部慎之助2軍監督はどうでしょうか?
.348と強肩でしたね。
その前の村田真一元選手はどうでしょうか?
.267とあまり肩がいいとはいえませんね。

巨人だけで考えると小林捕手の盗塁阻止率は優れていることがわかります。

小林捕手が使われない理由

バッティングの悪さ

使われない理由として原監督は打てる捕手を求めていると思います。
その兆候は高橋由伸元監督時代からありました。
その原因として阿部慎之助2軍監督の現役時代にあります。

阿部2軍コーチはキャッチャーとしての能力はもちろん、バッティングも優れていました。
そこまでは求めていないにしろ、その存在とイメージは強かったと思います。
その点大城捕手は、大砲ではないししろバッティングセンスは光るものがあります。

その点、小林捕手は打率は2割そこそこで見逃し三振が結構目立ちます。
バントも失敗しているシーンを何度も見かけました。
そこが首脳陣から評価されていない原因となってると思います。

リードに難あり???

小林捕手はリードが良くて大城捕手は悪いというイメージがあります。
日本シリーズでは大城捕手は戦犯の一人とされてました。
私個人としてはそれ以前の問題だったと思います。

キャッチャー防御率は確かに小林捕手の方が優れています。
むしろ小林捕手リードを評価していない評論家もいます。
故野村克也氏が酷評してたのは有名です。

しかし、投手からは小林捕手とバッテリーを組むことを望む声は多いです。
評価は結構分かれているのですよね。
炭谷捕手に関しては絶賛されることが多いです。

一番リードに苦言を呈されるのは、大城捕手です。
江本氏が「キャッチャーとの間に組み立てができていない。“このバッターならこう抑える”、“このバッターはこういう攻め方をする”ということがない。ただ1球ずつ配球しているだけ」と解説していました。

首脳陣との確執

小林捕手は投手陣からの信頼が厚い反面、首脳陣からは信頼されてないという説があります。
冷遇の兆候は高橋由伸監督時代からありました。
バッテリーコーチと合わなかったようです。

プライドが高くて村田善則氏は苦労したと聞きます。
あくまで噂ですので確証はありません。
原監督とも合わないのかな???と感じます。

しかし、最近の原監督の言動を見ると期待の裏返しなのかな???と感じます。
活躍するとやっぱり嬉しそうな顔をしているのですよね。
捕手のリーダーとも言っています。

原監督は鬼采配とか、冷酷と言いますがアメと鞭を使い分けるタイプなのかな???と感じます。
正直私は不信感を抱いていました。

突如1軍昇格と炭谷トレード

今シーズンは1軍昇格はないと思われました。
2軍でもスタメン落ちすることとが多いです。
しかし、6月2日の突如1軍昇格です。

課題とされている打率は.115ととてもよくなったとは言えません。
なんと捕手4人体制となっています。
その目的はトレードの準備と言われています。

これはパリーグ球団に小林捕手の出来具合をチェックさせるための昇格と言われてます。
選手間でもお別れの言葉といっているという噂も・・・・・
これに関しては疑問です。

そのためにわざわざ1軍に上げる必要があるのかな??と思います。
交流戦ではDHがあるのでバッティングのいい大城捕手をDHにして炭谷捕手との併用を考えているのだと思います。
現在は捕手3人体制になっていますね。
大城、炭谷、小林の3捕手体制。

炭谷捕手が楽天へトレードはびっくりでしたね。
これで大城、小林、岸田の3人体制になりました。